Hさんから103点のメールをいただきました。
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Andy先生
お世話になります。
10/26に受けたTOEFLの結果が出て、ついに100点を超えました。
R 28, L 22, S 23, W 30 Total 103
28回目のテストでやっと100点超えました。
正直、人生のあらゆるイベントを通じてもここまで継続して苦労したイベントは中々他に思いつかないです。何度も100点を諦めそうになりましたが、先生からも継続的に励ましていただき、ListeningのTPOを続けていた結果かと思います。
Listening自体は結局最後まで高得点取れなかったのですが、(本番の試験ではそれなりに手ごたえがあったのですが、)、SやWで高い点が取れているので、SやWのListeningパートで結果的に役に立ちました。
重ねて御礼申し上げます。有難うございました。
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以下、モチベーションの維持について、TOEFLの勉強方法について、Hさんにお願いして書いていただきました。
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TOEFLは自分の人生の試験勉強の中でも最も苦労したテストです。ビジネス英語は興味を持って勉強できるのですが、Artや人類学、植物学など普段あまり関わりのないエリアの内容が多かったので、大変苦労しました。
モチベーションの維持ですが、何よりも重要なのはMBAという自分のずっと持っていた夢を実現したいという意志ではないでしょうか。
そして、厳しい選考の社費を勝ち取ったので、人生においても千載一遇のワンチャンスを逃す手はない、後悔は残したくないという気持ちを持ち続けたことだと思います。
あとは、仕事もかなり忙しかったため、勉強だけに自分を追い込まず休むときは休むということも継続するには良かったかと思いました。
ただ、逆にこれだけ長くかかってしまった要因にもなってしまった気もします。
英語は筋トレや長距離走に似ていて、結果が出てくるまでに時間がかかるので、そういった前提で取り組む気持ちも必要かと思います。
以下、勉強方法です。
R: 単語を覚えるのは苦痛かつ中々入らなかったので、Andy先生の授業のアドバイスにも従い、途中で単語帳を辞めてTPOなどで出てくる単語をきちんと拾っていく方法に切り替えました。
あとは、TOEFLの形式に慣れることが重要かと思います。これはLingoのTOEFL 100コースが役立ちました。また、TOEFLのRはほぼ必ず本文に答えが書いてあるので、パラグラフリーディングできちんと全て読む方式に切り替えてから高得点で安定するようになりました。
L: これはTOEFLの戦いが長引いた要因であり、最後まで克服できなかったので、私がアドバイスできることはあまりないです。ただ、最後まで諦めずにTPOを解き続け、シャドーウィングなど続けました。Lの点数は最後まで高得点にならなかったのですが、結果的にSやWのListeningパートがきっちり聞けるようになったので、全体のスコア向上に役立ったと思います。メモの取り方も最後まで試行錯誤しました。あとは、試験当日の体調なども影響するかもしれません。土曜の試験などは前日夜遅くまで仕事した後なので、聞こえても頭に残らないということが多かったように思えます。前日は早めに寝ることも重要かと思います。
※Listeningが27, 28位で安定していれば100点は半年以上前に実現できていただろうし、今回も100点台後半が取れたかと思うと、やはりTOEFLはListening力をいかに早く高得点で安定させられるかというのがキーかもしれません。
S: 仕事柄、英語で話す機会があり、アメリカで仕事をしていたこともあったので、スピーキングは特に苦労したということはありませんでした。テンプレートはしっかり準備しておくことは重要かと思います。Fairで全てを揃えて23点というのをまずは念頭に置いて、のぞんでました。Goodが出たのは数えるほどしかなく、24以上を出すには発音など含めて根本的に変えていかないといけないので時間を要するかと思います。
W: Integrated, Independent共にテンプレートをしっかりつくることです。それで25は行くかと思います。ここはLingo TOEFL 100コース及びAndy先生の授業が役に立ちました。そこから上げていくには、IntegratedはListeningとメモ書きがきっちりできること。これに尽きるかと思います。Independentに関しては、Essayを書き始めたことで、英文を書くスピードがかなり上がりました。やはり毎日何かを英文で書く習慣をつけることが良いのではないでしょうか。また、どちらにも共通しますが、最後の3分は必ず見直しをすること、これもAndy先生に教わったポイントですが、特に時間がないときは動詞の文法チェックをすることかと思います。IndependentのBodyに書く例はできるだけ具体的にかつ論理的に繋がるように。これもポイントだったと思ってます。
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本当に長い間ご苦労様でした。詳細に勉強方法についてご説明をいただき有難うございました。今、この瞬間、同じように苦しんでいるTOEFL受験者にとって非常に参考になる説明だと思います。Lの改善に時間がかかること、Lの出来が総合点数を決めることを指摘しておられますが、全くその通りです。毎日1~2時間、最後の最後までLに取り組むことが目標点獲得への遠いけれども最短の道であると思います。