Hさんから113点のご報告をいただきました。
Andy先生
ご無沙汰しております。今年の3月に勉強会に参加させていただいたHです。
その後、業務や子育てとの関係で再受験まで少し間が空いてしまったのですが、改めて9月に一回、10月に一回受験し、目標としていた110点を超える113点(R: 29 L: 29 S: 26 W: 29)を取得することができました。これもひとえに先生の適切なご指導の賜物です。本当にありがとうございました。
以下、僭越ながら、具体的に行った勉強法を記載させていただきます。
Reading
試験直前にTPOを数回解いて、問題と時間の感覚を養いました。Rはすでに比較的安定していたので、あえてRの対策にはあまり時間を割かずに、他の対策に時間を回す戦略をとりました。
Listening
TPOを20回ほど解きました。メモについてどのような方法が適切か検証すべく、回ごとに、①メモなし、②英語だけでメモ、③英語と日本語を混ぜながらメモ、をそれぞれ試してみたのですが、③→①→②の順で理解力が安定したので、本番でも③の方法を取ることにしました。メモの有無含めて、ここは人によって好みがあるかなと思いました。
そのほか、通勤時間を活用して過去問の音声を聞くという方法も試してみましたが、要点を掴みながら聞く練習にはあまりならなかったので、効率的かと言えば微妙でした。とはいえ、隙間時間を有効活用しつつ、テーマ慣れやモチベーション維持するには良かったと思います。また、これを通じて自分はAstronomyが苦手だと気づいたので、慎重に聞くようにしていました。
Speaking
TPOを30回ほど解きました。スピーキングの点数をいかに伸ばせるかが全体の点数にとって重要だったため、最も時間を割いて対策しました。勉強会を通じて、SとWはメモ取り能力が最重要だと気がついたので、自分なりのメモ取りパターンを作りつつ、問題演習を重ねました。スピーキングはTPOで回数を重ねるごとに慣れてパターン化していったので、徐々に調子が良くなってきて楽しかったです。
問題に回答し、解き終わったら自分の音声を聞く→サンプル音声を聞く→もう一度自分で回答してみる、という復習をしていました。
TPOのサンプル音声(特に実際に30点取った方の音声)は実戦のイメージに近いので参考になったように思います。
Writing
Andy先生の勉強会でのご指導により最も即効性があったのはライティングかなと感じています。
まず、Integrated Taskは勉強会で教えていただいたメモ取り練習用の問題(Hackers)について実際に回答を作成してみることで、メモ取りの練習をするとともに、テンプレートを体に馴染ませていきました。教えていただいたテンプレートは、書くだけでそれっぽくなるので、文章全体に弾みをつけられたように思います。
Independent Taskも勉強会で教えていただいた型を元に、TPOで10回ほど書いて練習しました。作文は結構好きなので、本番でも型に沿いつつもわりと自由に書いていたように思いますが、それが逆に良かったのかもしれません。また、スピーキングの第一問で思いついたネタはライティングの独立でも使えると気がつきましたので、スピーキングの練習がライティングにも寄与したかなと思います。
最後に、先生の勉強会を通じて、TOEFLはリスニング能力とメモ取り能力がかなりのウェイトを占める試験だということに気づかせていただき、寄り道をせずに適切な対策ができたと感じております(現に、先生からいただいた教材以外には全くタッチしませんでした)。勉強会に参加するまで、何回か105点あたりで停滞していたので、突破口を見つけることができました。本当に感謝しております。
LLMへの出願は来年を予定しております。幸いまだ時間があるので、丁寧に準備を進めていきたいと考えています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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留学経験者で英語能力抜群の生徒さんです。勉強会参加時にすでに105点をとられています。Lのメモ取りは個人差がありますので、練習を通じてご自分に最も合ったメモ取りを確立されました。SはTPOソフトで30回しっかり練習されています。有段者でも30回くらいの練習が必要な科目なので、平均的な生徒さんもしっかり30回以上練習していただきたいです。Wは最近見たことがない29点を獲得されました。元々の英作文能力高く、加えて、複合ではLのメモ取り練習、テンプレの習熟、独立もテンプレを使い規定の10回練習を実施されました。113点はここ数年の私の生徒さんの最高得点と思います。105点から上は1点1点の加点がとても難しいので、Hさんは激務の中、本当によく努力されたと思います。Hさんの留学のご成功と今後のご活躍を祈念します。